挑戦はいつも等しく。

先日リリースした〝CAMPFIRE Youth〟。わたしにとって、心からお祝いしたいと思う深く温かな吉報だったように思う。https://campfire-youth.com/ 冒頭の言葉を拝借するのなら、 「若さを理由に、夢を諦めてはいけない」。 本当にその通りだと思って生きてき…

応えるための、期待じゃない。

生まれて初めて、「リーダー」という肩書きを頂いた。 ふいに上司に手招きで呼ばれ、自然と頷くわたしがいた。 「ただ、あなたに期待値を込めたくて。」 そんなふうな理由である。 思わずくすりと笑う。 それと同時に、手渡してもらったそれはふわりと軽やか…

なんてことない、そんな贅沢。

いつもより、ほんの少しだけ、 愛を重ねて。 19:04 ほぼ定時ぴったりに会社を出る。 春の冷たい風にふわりと身を委ね、 夜に映える淡い桜色に惚れ惚れしながら自転車を漕ぐ。 ひと足先に帰り着いたと思った矢先、スーパーの袋を抱えた彼女が帰ってきた。 「…

零れ落ちない内に、必死に心に書き留める。

ただただ、夢中だった。 そこにあるものを、何度も何度も手に取っては確かめ、手に取っては愛おしく思う、そんな時間だった。 目の前に座る皆が、一言たりとも逃さまいと意識を向けてくれていることがわかった。 だからわたしも、湧いてきた想いをいつもの何…

natural.

林檎が熟したから、採る。 ただそれだけのこと。 「自然と、」 いつの間にか口癖はそれだった。 本当に大事にしたいものは、 わたしさえ知っていればいい。 あとは流れに身を任せたいなあと思う。 そんな口癖、もっというと、わたしの思考の癖に気づかせてくれ…

働くということ。

2018.10.22 ~ この度わたしも、 『働くこと』を始めてみました。 株式会社CAMPFIREさんにお世話になっております。 CS(カスタマーサクセス)といって、キュレーション業務が主です。 「あなたがキュレーターだったらだったらいいな。」 始まりは、大好きな…

大人になること。

『 生きづらい世の中だね。』 そんなふうに 世の中を謳うようになったのは、 大人になった証かしら。 ・ “ 大人になること ” それが意味することはなんだろう。 一度、心に尋ねてみて欲しい。 わたしの“ 大人になること ”は “ 怒ること ”が出来なくなること…

お待ちどうさま。

くっくっくっと 箸がお皿の淵にあたる。 ぱちぱちぱちと 油が軽やかに飛び跳ねる。 じゅうじゅうじゅうと 卵がうっすら焦げ目を纏う。 永く身体に染みついた その変わらない優しい香りを ぎゅっと、抱きしめるように吸い込む。 ・ 母の作る卵焼き。 幼い頃か…

命短し 恋せよ乙女。

〝 命短し 恋せよ乙女 〟 耳に残るフレーズだ。 『ゴンドラの唄』(1915) の 冒頭部分である。 そして、こう続く。 〝 紅き唇 褪せぬ間に 〟 赤い口紅をひく乙女でいられる時間は、 案外短いものなのよ。 そんなふうに 言いたいのかもしれない。 ・ ひとはや…

迷える子羊は、幸せなのよ。

“ 迷うこと ” 生きていれば皆、 何度も何度もそれをする。 あなたは、 迷うことは好きだろうか。 ・ 迷う、には 迷わせる選択が付き物である。 選択肢が多ければ多いほど、 ひとは迷うことが出来るのだ。 ・ ぐう。 おなかが鳴る。 今日は丼物の気分かしら。…

作ること、使うこと。

この世界には、作ること、使うこと。ふたつが隣り合わせに存在する。 傘の柄を握りビニール越しの空を仰ぎながら、そんなことを考えていた。 ・ 雨が降る。傘を差す。 雨を作ったのは雲で、雲を作ったのは海だ。 傘を作ったのは、顔も名前も知らないあの子か…

ぴたりと似合う言葉を。

“ 似合う ”を見繕うこと。 わたしの得意なものリストに 最近加えられた項目である。 ・ 愛する彼に靴下を。 愛する彼女に花束を。 記念日でもなければ 誕生日でもない。 そんな『ある日』を 『特別な日』にしてしまうことが 人生の楽しみだったりする。 その…

掬うこと。

星に願いを。 とはよく言ったもので、 “ 夜空に流れる星に 3回お願いごとをすると叶う。” 物心ついたときには、 既にその魔法を知っていたように思う。 あの頃のわたしは なにを願っていたのかしら。 ・ そんなわたしも22歳。 変わらず願うことは続けている…

前提の要らない関係性。

「 別に大した話ではないんだけどさ、」 「 わたしが言うのも烏滸がましいけどね、」 そんな調子で ねえねえ聞いて、と 話しはじめることは常である。 ふと。 ひとはどうしてこうも 手前に言葉を置きたがるんだろう、と 疑問符がむくりと頭を擡(もた)げた。 …