働くということ。
2018.10.22 ~
この度わたしも、
『働くこと』を始めてみました。
株式会社CAMPFIREさんにお世話になっております。
CS(カスタマーサクセス)といって、キュレーション業務が主です。
「あなたがキュレーターだったらだったらいいな。」
始まりは、大好きな先輩のそんな言葉。
一、大学を辞めること。
二、スーツを着ての就活はしないこと。
この二つの決断がわたしらしさを守ってくれた一方で、
行き着く場所が見えないことへの不安は、思っていたよりも長く続いたように思う。
( 強がりだからひみつにしていたけれど、
実はけっこう落ち込んでいました。とほほ )
そんなわたしにとっての救いは、
誰よりも、わたしがわたしを信じてあげること。
信じるということは、
自分を守ることと等しい。
信じるという行為は、
形のない力のあるお守りだ。
大丈夫だよ。ちゃんとあなたにぴったりと添う場所はあるからね、と。
さて。
お仕事選びで大事にした、問いの話をしてみる。
「将来何をしたいの?」
何かにつけて手渡される問いにおいて、
「人のためになることをしたい。」
気づけばいつも、誰かの顔が浮かんでいたように思う。
ありきたりかもしれないが、シンプルに、わたしの根底に流れるもののようだ。
どんな仕事でも人のためになるんだよ、と
両親はいつもそう言っていたし、その通りだと思う。
もっと言うと、お仕事なんていくらでもあるし、お仕事は自分で作る時代、とまで言われているからね。
そんな時代に生きるわたしにとって大事な問いは、
「なぜそれをわたしがする必要があるのか?」
つまり、「わたしはなんのために生命を使うか?」
だった。
お仕事を始めて3か月。
一緒に生きるひと、生きていたいひとが圧倒的に増えたように思う。
それは生きる意味が増えたことと等しい。
わたしが働くことに意味を与えてくれるのは、いつもユーザーさんであり、仕事仲間だ。
『生きること』の中に『働くこと』があるというよりも、
『生きること』と『働くこと』のふたつがぴたりと重なる感覚。
『働くこと』で、そっと静かに、
『生きること』が青々と裾野を広げていく心地。
「わたしは何のために生命を使うか?」
生命の使い方。使う場所。
探せばいくらでもあるし、
探しても探しても、正解だけはない。
ただひとつ言えることは、
わたしにしかできないことなんて、この世界になくったっていいということ。
その代わりに、わたしがそれをすることに意味があることばかりだから。
世界は思っていたより、ずっとずっと優しい。
みんなに等しく生きる権利が与えられているって、素晴らしいことじゃないかな。
そんなふうに、『働くこと』を通して『生きること』を感じられたということ。
それはわたしにとっての希望でもあり、
わたしの周りの、これから社会に出る子たちの希望でもあるかもしれないと思うと、
やっぱりわたし一人で生きているわけではないことに喜びを感じる。
終わりに .
そうそう。
「好きなことを仕事にするには?」
そんな問いが、この世界にはいっぱい溢れているけれど、わたしに言わせてみれば、仕事をしてみたらそれはちゃんと好きなことだった。
そんな風に、軽やかに思うのだ。
自分を信じるって、ちゃんと未来の自分を幸せにしてあげるってことなんだな。